紫陽花の似合う季節です。
この梅雨の季節になると思い出すことが一つあります。
以前、私が子どもが通う小学校のPTA会長をしていたときのこと、学校行事の来賓として参加していました。
梅雨時でしたので、その日は雨が降っており、体育館に全児童が集まっていました。
ワイワイガヤガヤがおさまり、手に持ったマイクで話し始めた教頭先生の言葉
「おはようございます!今日はあいにくの雨で体育館に・・・」
この〈あいにくの雨〉という言葉にハッしたのです。
その日の朝、まだ幼稚園に通っていた息子は「やったーアメふってる~!」と喜んだのです。
なぜなら、新しく買った長靴をはいて行ける!と笑顔だったからです。
起きている出来事は『雨が降っている』ということ
教頭先生 → あいにくの雨
息子 → 喜んでいる
もちろん何も教頭先生は悪くありません。ただ単に挨拶のはじまりで言われた言葉です。
解釈の違い、過去の経験体験からの判断、捉え方の違い・・・だけです。
物事なんでもそうですが、全てにおいて「よい・わるい」で判断できないなぁと学んだ出来事。
この梅雨の時期になると思い出すことでした。
今日も降っています、あいにくであり、草引きやすくなる素晴らしい雨が(^^♪
ダイヤモンド神山 店主:神山幸久 拝